ニーダム,J.T.(読み)にーだむ

世界大百科事典(旧版)内のニーダム,J.T.の言及

【自然発生説】より

… 18世紀に入ると自然発生に関する論争が再び起こった。ニーダムJ.T.Needham(1713‐81)は,当時新たに顕微鏡で発見された微生物の領域で自然発生があることを示す実験を提示し,それに反対するL.スパランツァーニと激しく論争した。この論争は,発生学における前成説と後成説の論争や生物種の固定説対可変説という対立にも結びついていた。…

【ブラウン運動】より

…それを顕微鏡で見ると,ぴりぴり,ぶるぶると活発に動きまわっている。この運動を初めて観察したのはイギリスのニーダムJohn Tuberville Needham(1713‐81)で,1740年のことといわれているが,当時はこの動く微粒子が動物の精子にあたるのだろうと考えられていた。その後,1826年になって,イギリスの植物学者R.ブラウンがこの動く微粒子の運動をもっとよく調べようとした動機も,植物の受精の研究だった。…

※「ニーダム,J.T.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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