世界大百科事典(旧版)内のニールギリ丘陵の言及
【ガーツ[山脈]】より
…平均標高はおよそ900m。ゴア以南は花コウ岩,片麻岩,結晶片岩からなり,比較的なだらかな山頂をもつが,南になるほど高まってニールギリ丘陵のドダ・ベッタ(2594m),アナイ・ムディ(2695m)などがそびえる。アラビア海から吹き込む南西モンスーンは,この山脈に年間2500~5000mmの雨を降らすので,西斜面は厚い熱帯雨林に,風下側の東斜面は熱帯湿潤落葉林によっておおわれる。…
【タミル・ナードゥ[州]】より
… 東部の海岸沿いの平野部と西部の山地・台地部とに分かれる。山地は州境沿いに走り,北境では東ガーツ山脈が断続しつつ走り,西端のニールギリ丘陵で西ガーツ山脈と合する。同丘陵から南のコモリン岬まで半島部の最高峰を抱きつつカルダモン丘陵などが南走する。…
※「ニールギリ丘陵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」