ネウロイ人(読み)ねうろいじん

世界大百科事典(旧版)内のネウロイ人の言及

【スラブ人】より

…前1300‐前500年の中欧・東欧に見られる鉄器時代前期の〈ラウジッツ文化〉の担い手をスラブ人と考える説はすでに18世紀に提唱され,19世紀末から20世紀初頭にかけて再燃し,今日なおスラブ人考古学者のあいだでは有力であるが,推測の域を脱してはいない。 ギリシアの歴史家ヘロドトスは前5世紀の半ばに,ドニエプル川とブーグ川の上流域に住み,年に1度数日間オオカミに変身するというネウロイ人Neuroiのことを伝聞した。ネウロイ人は,その居住地(スラブ人の原郷に近い)や民俗(オオカミ祭祀)から,古代スラブ人の一種族と推定することも可能である。…

※「ネウロイ人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む