ネオ・キンバンギズム運動(読み)ねおきんばんぎずむうんどう

世界大百科事典(旧版)内のネオ・キンバンギズム運動の言及

【コンゴ民主共和国】より

… 両大戦間の時代に入ると,イギリス領を中心にアフリカにもナショナリズムの萌芽が見られるようになったが,ベルギー領コンゴではこの種の運動の発展は遅れていた。ただ20年代初期に急激に盛り上がったキンバングによる運動やキタワラ運動,さらに30年代後半から40年代前半に高まったS.R.ムパディのネオ・キンバンギズム運動(カーキスト運動)のようなメシア的解放運動は,原初的なナショナリズム運動の一種ということができる。第2次世界大戦が終わると,アフリカ全域にナショナリズム運動が高まるが,ベルギー領コンゴにその波動が到達したのは50年代末期であった。…

※「ネオ・キンバンギズム運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android