世界大百科事典(旧版)内のねじ山の言及
【ねじ】より
… 現在行われているねじの製造法は切削を利用したものと塑性加工を応用したものに大別できる。前者には旋盤によるねじ切り(特殊なねじの少量生産),タップやダイスによるねじ立て,ねじ山の形をした切刃をもつフライスによるねじフライス削り(比較的高精度のねじの量産),研削による方法(焼入れ硬化した材料のきわめて高精度のねじ)などがあり,後者の代表的なものはねじ山を塑性的に盛り上げてつくるねじ転造(精密ねじの大量生産)である。
[ねじの歴史]
装飾などには相当古くかららせんや渦巻曲線が利用されていたが,ねじという実用的なものがいつごろ,まただれによって発明されたかは明らかになっていない。…
※「ねじ山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」