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ネレイテス・トサエンシス(読み)ねれいてすとさえんしす

世界大百科事典(旧版)内のネレイテス・トサエンシスの言及

【環形動物】より

…日本から知られている環形動物の化石は,主として生痕化石のはい跡,巣穴,排出物であるが,そのほか管および体化石も知られている。近年,多数の生痕化石が報告(甲藤次郎,1960‐80)されている四国の四万十帯(白亜系~第三系)のフリッシュ相産の一例を示すと,この生痕化石は,多毛類(ゴカイ科)によるクイアルキアトのネレイテス・トサエンシスNereites tosaensisであって,地層下面に突出した細長くのびた形をしており,大きい場合は幅約17mm,高さ約6mm,長さ1.8mを超すものもあるが,いずれも中央を縦に走る溝と両側方に多数のリボン状でやや丸みのある方形の出っ張りをもっている。それらの化石中にはNereitesの体部そのものが埋没し,腐敗していった過程を示す堆積構造の見られる場合もある。…

※「ネレイテス・トサエンシス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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