世界大百科事典(旧版)内のノルテ・グランデの言及
【アタカマ砂漠】より
…アンデス山脈に発する河川も,ロア川以外はすべて途中で干上がって太平洋には達せず,植生がほとんどみられぬ不毛の地である。チリの北部地方は,ペルーとの国境からアタカマ砂漠までをノルテ・グランデ(大北部),コピアポから南をノルテ・チコ(小北部)と呼ばれるが,ノルテ・グランデの人口密度は1km2に3人にすぎない。しかしアタカマ砂漠は鉱産資源に富み,現在のチリ経済を支える銅をはじめ,チリ硝石,岩塩,硫黄,金,銀,石英,モリブデンなどを産する。…
※「ノルテ・グランデ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」