世界大百科事典(旧版)内のハイデルバーグ派の言及
【ロバーツ】より
…85年帰国し,メルボルン近くのハイデルバーグにF.マッカビン,A.ストリートン,C.コンダーらと美術村を作り,印象主義の手法を土着化,オーストラリア奥地(ブッシュbush)の風物を描いた。美術村は90年まで続き,このグループはハイデルバーグ派と呼ばれた。ロバーツはアトリエを出て戸外で風物を描く手法の紹介に努め,89年には〈9×5展〉と銘打って,葉巻タバコの箱のふた(9インチ×5インチ)に描いた印象主義絵画展を開いた。…
※「ハイデルバーグ派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」