世界大百科事典(旧版)内のハイポ駆除剤の言及
【定着】より
…残留ハイポ試験は一例として,硝酸銀7.5g,酢酸(28%)125mlを水に溶解して1lとした試験液の1滴を水洗後の印画に滴下し,2分後にぬぐって水洗し,汚染が現れれば水洗不足と判定する。感光材料中の残留ハイポを駆除するには過酸化水素,クロラミンなどの酸化剤からなるハイポ駆除剤を使う方法がある。 なお,定着の代替法として,感光材料の未感光ハロゲン化銀を除去する代りにチオシアン酸塩,チオ尿素などで処理して銀塩を安定な塩に変える処理法があり,これを安定化法という。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」