ハイポ駆除剤(読み)はいぽくじょざい

世界大百科事典(旧版)内のハイポ駆除剤の言及

【定着】より

…残留ハイポ試験は一例として,硝酸銀7.5g,酢酸(28%)125mlを水に溶解して1lとした試験液の1滴を水洗後の印画に滴下し,2分後にぬぐって水洗し,汚染が現れれば水洗不足と判定する。感光材料中の残留ハイポを駆除するには過酸化水素,クロラミンなどの酸化剤からなるハイポ駆除剤を使う方法がある。 なお,定着の代替法として,感光材料の未感光ハロゲン化銀を除去する代りにチオシアン酸塩,チオ尿素などで処理して銀塩を安定な塩に変える処理法があり,これを安定化法という。…

※「ハイポ駆除剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android