ハザウェー,H.(読み)はざうぇー

世界大百科事典(旧版)内のハザウェー,H.の言及

【セミ・ドキュメンタリー映画】より

…ハリウッドの劇映画はだいたいにおいてセットで撮影されており,場面が街路や野外であっても,ほとんどセットを組んでいたが,ロシュモントは,実話に取材すること,ロケーションを主とし,しかもロケ地は事件が実際に起きた現場で行うこと,スター・システムを避け,無名の俳優や素人を起用してリアリティを高めることを鉄則とし,撮影法,編集法を記録映画に近づけるという意味で〈セミ・ドキュメンタリー〉と呼んだ。その最初の作品がドイツのスパイとFBIにバックアップされた逆スパイの戦い,情報合戦を描くヘンリー・ハザウェー監督の《Gメン対間諜》(1945)で,特定の家に出入りする人物たちを隠しカメラで撮ったような画面が実感と迫力十分で新鮮な印象を与え,以来このスタイルが1940年代後半に大流行をもたらした。エリア・カザン監督の《影なき殺人》(1947),ヘンリー・ハザウェー監督の《出獄》(1948)はいずれも犯罪容疑者の無実立証までの社会派ドラマであり,そうした頂点がジュールス・ダッシン監督の《裸の町》(1948)で,ニューヨークでオール・ロケされた。…

※「ハザウェー,H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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