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はなむけ

世界大百科事典(旧版)内のはなむけの言及

【餞別】より

…旅行,転居,転任など長期の離別に当たり,別れの印として贈る金品。〈はなむけ〉ともいう。かつての旅は道中にさまざまな苦難を伴うものであったことから,餞別は単なる別れの印あるいは金銭的援助として贈られるだけでなく,大勢の者の合力によって旅の安全を願う意味も込められていた。…

【鼻】より

…一方,伝説上のインドの遊牧民族には,鼻孔があっても鼻がない蛇のような顔の部族(スキリタエ)がおり,ガンガー(ガンジス)川上流には草木や果実のにおいを吸って生きる口なし族(アストミ)もいたという(大プリニウス《博物誌》第7巻)。 〈はなむけ〉は旅行する人を見送る際に,馬の鼻を進む方角に向ける習慣から出た語である。イギリスでは牛は頭で数えるが,馬商人は馬を鼻で数える。…

※「はなむけ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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