ハパルキ(読み)はぱるき

世界大百科事典(旧版)内のハパルキの言及

【鉄】より

…前3千年紀,アラジャ・ヒュユクのハッティ人の王墓(前2500ころ‐前2400ころ)から出土した鉄剣は,人造鉄による大型の器具として最古のものである。前2千年紀にアナトリアに入ってきたヒッタイト人は,〈鉄〉を意味するハッティ語ハパルキhapalkiとともに土着の優れた製鉄技術を受け継いだ。新王国時代のハットゥシリ3世(在位,前1275ころ‐前1250ころ)は,アッシリア王と思われる外国の君主に,依頼された良質の鉄の提供を在庫品がないことを理由に断り,その代りに一振りの鉄剣を送付するという手紙を書いている。…

※「ハパルキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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