ハマキアブラ属(読み)はまきあぶらぞく

世界大百科事典(旧版)内のハマキアブラ属の言及

【雪虫】より

…東京では〈オオワタ〉とか〈シーラッコ〉と呼び,京都では〈白子屋お駒はん〉,大和その他で〈シロコババ〉,伊勢で〈オナツコジョロ〉,伊豆で〈シロバンバ〉,水戸で〈オユキコジョロ〉などの方言で呼ばれ,子どもたちがこの虫を追いかけて遊んだ。アブラムシ類の中でとくにワタアブラ亜科の仲間には白蠟物質を分泌する腺が多数あって,多く分泌されると体全体が白い綿で包まれたようになる種類の総称で,主としてワタアブラ属Eriosoma,ハマキアブラ属Prociphilus,ヨスジワタアブラ属Tetraneura,ゴバイシアブラ属Schlechtendaliaなどが,秋の寄主植物を離れて冬寄主へ移る移住飛翔(ひしよう)の際に目だちやすいので,江戸時代以降子どもの遊びの対象となったが,これを追って遊ぶことはしだいに忘れられていくようである。【長谷川 仁】。…

※「ハマキアブラ属」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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