ハミルトン,W.(読み)はみるとん

世界大百科事典(旧版)内のハミルトン,W.の言及

【不可知論】より

…訳語は明治40年代からのものである。ハクスリー以外では,人間の認識を有限なものの経験に制限し,無限で絶対的な神については学的な認識はありえず,ただ信仰による道徳的確信をもちうるのみと説くW.ハミルトン,進化の法則で現象界を説明し認識しうるが,相対的な現象,事実の認識は科学的には思考されえぬ実在ないし力,すなわち〈知られえざるものthe Unknowable〉を前提するとし,現象や事実をその〈表明〉とみなすH.スペンサーなどが不可知論者に属する。すなわち不可知論は,絶対者,無限者は知られえない(知られうるのは有限者,相対者のみである)とするか,理論的・対象的には知られえない絶対的なものが,理論的認識,科学以外の人間の態度にとっては存在すると説くか,二つの型に分かれるのである。…

※「ハミルトン,W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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