ハラメン棒(読み)はらめんぼう

世界大百科事典(旧版)内のハラメン棒の言及

【祝棒】より

…ヌルデ,柳,栗などの木を手に持てる長さに切り,一部を削掛けにするなど形状は多様で,男根を模したものもある。この棒は,粥をかき混ぜ先端についた粥粒の量で作柄を占ったり,果樹をたたいて豊饒(ほうじよう)を誓わせたり,ハラメン棒などといって嫁のしりをたたき多産を願ったり,また鳥追に用いることもある。粥杖【蛸島 直】。…

※「ハラメン棒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android