世界大百科事典(旧版)内のハロゲンサイクルの言及
【ハロゲン電球】より
…管壁温度が250℃以上になるように設計されていて,ハロゲン化タングステンは管壁に付着せずに,拡散または対流作用により再び高温のフィラメント付近でタングステンとハロゲンに解離し,タングステンはフィラメントにもどる。この循環作用をハロゲンサイクルと呼び,タングステンフィラメントの蒸発が抑制され,管壁がタングステンによって黒化するのを防止する。つまり,それだけ明るくて寿命の長い発光が実現する。…
※「ハロゲンサイクル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」