世界大百科事典(旧版)内のハンプデン,R.D.の言及
【広教会】より
…オックスフォード運動により激化した英国国教会の高教会派と低教会派の抗争を嫌悪し,双方の立場を退け,〈三十九ヵ条の信仰告白〉を含む教会の教義的立場をできるだけ広義に,また自由に解釈することを提唱したT.アーノルドやハンプデンRenn Dickson Hampdenらの立場を言う。その主張は《小論と評論》(1860)によって打ち出されたが,今日では常識的と判断されうる見解が10年にもおよぶ大論争を引き起こした。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」