ハーグレーブズ,E.H.(読み)はーぐれーぶず

世界大百科事典(旧版)内のハーグレーブズ,E.H.の言及

【ゴールドラッシュ】より

…しかし40年代に流刑囚受入れがほぼ終了し,48年のカリフォルニア・ゴールドラッシュに刺激されて,ただでさえ少ない人口の流出を食い止めるために逆に金発見奨励策に転じた。51年にカリフォルニア帰りのハーグレーブズEdward Hammond Hargraves(1816‐91)がシドニー西北西約260kmの地点で金を発見すると,それによる人口流出で市の機能が停止しかけたメルボルンは同市周辺の金鉱発見に賞金を出し,その結果,同じ年のうちにバララトをはじめとする当時世界最大の産金地帯が発見された。国家としての基礎ができていたアメリカに比べると,まだ植民地の集合体にすぎなかったオーストラリアにとって,ゴールドラッシュは政治・経済面に広範かつ深刻な影響を与えた。…

※「ハーグレーブズ,E.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む