世界大百科事典(旧版)内のハーシム・ブン・ハキームの言及
【ムカンナーの乱】より
…〈ムカンナーal‐Muqanna‘(覆面者)〉とあだ名されたハーシム・ブン・ハキームHāshim b.Ḥakīm(?‐783)がマー・ワラー・アンナフルで起こした反乱(776‐783)。反徒はムバイイダal‐Mubayyiḍa(白衣を着る者)と称され,ホッラム教徒の現地の農民と,トルコ人部族民からなり,ムカンナーはアダムに始まりアブー・ムスリム(別の報告ではムハンマド・ブン・アルハナフィーヤ)に至る預言者に具現された神の化身の最後とされた。…
※「ハーシム・ブン・ハキーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」