世界大百科事典(旧版)内のハープシコード族の言及
【ハープシコード】より
…この点が,ハンマーで弦を打って音を出すピアノとは大きく異なり,まったく別種のタッチを必要とする。弦を鍵盤と直角に張った現代のグランド・ピアノに似た形であるが,広義には弦の張り方が異なるスピネットやバージナルをも含めてハープシコード族と呼ばれることもある。図に示したように,鍵を打つと鍵の向こう端に立つジャックが飛び上がり,その側面に突き出た鳥の羽軸または革製のプレクトラムが弦を弾き鳴らす。…
※「ハープシコード族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」