世界大百科事典(旧版)内のバシュガン湿地の言及
【オビ[川]】より
…融氷時の洪水は4月(上流部)ないし5月(下流部)から7月下旬まで続く。とくに中流部のバシュガン湿地は,水深は浅いとはいえ日本の面積ほどの平野が浸水する。結氷日数は上流部で150日,下流部で220日。…
【西シベリア低地】より
…このため大きな高低差はみられず,波状丘陵地に似た外観である。北方から中央部では氷期の終りに形成された氷堆石堤が高まって排水を悪くし,各地に湿原,湖沼,一時的な湛水(たとえばバシュガン湿地は春~初夏の融雪期に日本の面積ほどの広さが浸水する)をつくる。南方では黄土におおわれる。…
※「バシュガン湿地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」