バッコスの血(読み)ばっこすのち

世界大百科事典(旧版)内のバッコスの血の言及

【血】より

…動物の血管内を流れる体液である血は,人類の文化にとってきわめて重要な存在であり,血が生命の本質あるいは生命そのものであるという観念は,普遍的であるといってよい。また,血の色のが生命を象徴するという観念も広く認められる。ここでは,世界各地,各時代の文化における血に関する観念やそれをめぐる習俗について記述する。 なお,血についての生理学的解説は〈血液〉の項を参照されたい。
【血の文化史】
 古代エジプトの〈死者の書〉には,生前よこしまだった死者の血をオシリスの前で飲みながら,罪の重さを調べる神々の話がある(《ヌウのパピルス》)。…

※「バッコスの血」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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