世界大百科事典(旧版)内のバッソーネの言及
【ファゴット】より
…ダブル・リードを用いて鳴らす管楽器の一種。その名は束(たば)の意で,形や大きさの異なる木片を寄せ集めたような外観に由来し,別名のバスーンbassoonは,バソンbas son(フランス語で〈低音〉の意)またはバッソーネbassone(イタリア語で〈低くて大きいもの〉の意)から来たと考えられる。徐々に管径が広がる〈円錐管〉で,全長2.5m以上あるが,その途中をU字状に折り返してあるため,楽器の長さは1.3~1.4mほどにおさまっている。…
※「バッソーネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」