バッテルットゥ文字(読み)ばってるっとぅもじ

世界大百科事典(旧版)内のバッテルットゥ文字の言及

【インド系文字】より

…南方系ブラーフミー文字から,5世紀にはパッラバ文字が,7世紀には,サンスクリット語による文献《グランタGrantha》を写すためのグランタ文字が成立している。やはり南方系ブラーフミー文字に連なるバッテルットゥ文字をグランタ文字に基づいて改良したのが現行タミル文字であり,グランタ文字に基づき,一部をバッテルットゥ文字で補完したものが現行マラヤーラム文字である。チャールキヤ朝期にカンナダ文字の祖型が南方系ブラーフミー文字よりあらわれ,8世紀から9世紀にかけて,テルグ文字がカンナダ文字より分離した。…

※「バッテルットゥ文字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む