世界大百科事典(旧版)内のバハン低地の言及
【スコットランド】より
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[産業]
自然の制約から農牧業は粗放的経営となり,ハイランドや南部高地の粗放的放牧地ではおもに牧羊が行われ,また南西部のクライド湾岸からソルウェー湾岸の低地は湿潤なため酪農地帯となっている。耕作農業は東部の乾燥した平野が中心で,マリー湾やフォース湾周辺がオート麦,大麦の畑作農業地帯を,その間のバハン低地が麦類,ジャガイモと肉牛の組合せによる混合農業地帯を形成している。水産業は古くから盛んで,北海や北大西洋でのタラ・ニシン漁が知られるが,テイ川ではサケ漁もみられる。…
※「バハン低地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」