世界大百科事典(旧版)内のバブルキャップトレーの言及
【棚段塔】より
…棚段(段板,プレートまたはトレーともいう)には蒸気またはガスが通過する孔があり,棚段上に液をためるための堰および下の棚段へと液を流下させる液降下部(ダウンカマー)が設けられている。最も簡単な棚段は円形の孔(普通は径数mm)を多数あけた図のaのような多孔板であるが,多く用いられているのは図のbのような構造の泡鐘段(バブルキャップトレー)である。泡鐘のかわりに蒸気またはガス量の変動に応じて開孔度が変化するバルブトレーもよく使われている。…
※「バブルキャップトレー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」