世界大百科事典(旧版)内のバラカ,A.の言及
【ジョーンズ】より
…1967‐68年の黒人解放闘争の高揚期には,急進的黒人文学者グループの旗頭的存在として実際行動に挺身した。〈革命の武器としての文学〉を唱え,一時はマルクス主義を経て毛沢東主義へ傾斜し,名前もアラビア語のバラカAmiri Barakaに変えて,白人的価値観の廃絶をつよく主張している。また,〈白いアメリカの黒い音楽〉の副題をもつ《ブルースの魂》(1963)は,ジャズとブルースを歴史社会的にとらえた好著である。…
※「バラカ,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」