世界大百科事典(旧版)内のバンダ・テレスの言及
【バンダ】より
…白花をはじめ多くの品種が育成されているだけでなく,他種との交配母種としても重視され,交雑品種の重要な母種となっている。バンダ・テレスV.teres (Roxb.) Lindl.はヒマラヤからタイにかけての地域が原産で,茎は2~3mの高さに伸びあがり,多肉線形の葉をつける。高温,直射日光のもとでよく生育開花し,東南アジアでは庭園や花壇に植えこまれるが,これと着生種との交雑から高性品種や,地植えの多くの園芸品種が生まれている。…
※「バンダ・テレス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」