バートラム,G.(読み)ばーとらむ

世界大百科事典(旧版)内のバートラム,G.の言及

【西安事件】より

…しかし事件の立役者であった張学良は,釈放された蔣介石に自発的に同行して南京へ赴き,その後の生涯を軟禁状態で送る結果となる。 事件直後に西安に入ったニュージーランドの記者ジョージ・バートラムに《西安事件》(1937),蔣介石・宋美齢夫妻に《西安半月記――蔣夫人西安事変回憶録》(1937)などがあるが,事件の真相には異説が多く,蔣介石の逮捕は事前に計画されていたのか,偶発的なのか,中国共産党は最初,蔣介石を殺す方針で,コミンテルンの指示によって政策転換したのではないか等々の疑問が出されている。この問題については,スペイン内戦の経験から国際的に反ファシズム統一戦線が形成されつつあった情勢と,中国における民族意識の高揚を念頭においた,いっそうの検討が必要であろう。…

※「バートラム,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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