世界大百科事典(旧版)内のパガヌッツィ,G.B.の言及
【カトリック運動】より
…しかし,これが失敗し,同年クリスピ政権が誕生して反教権主義世論が強くなると〈非妥協派〉がもりかえした。その指導者,ベネチアの弁護士G.B.パガヌッツィは,89年常任委員会議長になると組織のたてなおしと中央統制の強化に努めた。また,おりからの農業危機に苦しむ北イタリアの農民を農村金庫,協同組合などによって組織化し,大衆基盤を持つことにも成功した。…
※「パガヌッツィ,G.B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」