世界大百科事典(旧版)内のパキテン期染色体地図の言及
【染色体地図】より
…それに基づいて作りあげられた染色体の地図を細胞学的地図という。このほか,ショウジョウバエなどの唾腺(だせん)染色体地図や,トウモロコシなどでつくられたパキテン期染色体地図も細胞学的地図ということができる。前者は唾腺染色体を染色すると現れるさまざまな形をした線状に並ぶ横縞を一つ一つの染色体について図示(図1)したものであり,後者は成熟分裂のパキテン期にみられる染色小粒の位置や大きさ,狭窄(きようさく)や仁形成体部位の位置などを染色体ごとに図示(図2)したものである。…
※「パキテン期染色体地図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」