パストラル・シンフォニー(読み)ぱすとらるしんふぉにー

世界大百科事典(旧版)内のパストラル・シンフォニーの言及

【クリスマス】より

…南イタリアから起こった抒情的な牧笛の音楽シチリアーノsiciliano(6/8または12/8拍子の舞曲)はその典型的な例で,バロック時代を通じて作曲された数多くのクリスマス協奏曲(コレリ,トレリ,マンフレディーニF.O.Manfredini(1684‐1762)等)にはきまってシチリアーノの楽章が含まれている。ヘンデルの《メサイア》の降誕の場面に現れる〈ピファ〉(パストラル・シンフォニー)もその一例である。フランスでは,ノエルの旋律によるミサ曲やオルガン変奏曲等も数多く作曲された。…

※「パストラル・シンフォニー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android