世界大百科事典(旧版)内のパトナム,P.C.の言及
【エネルギー資源】より
…このため,中期的には,当面利用しているタイプのエネルギー資源について,需要過多,供給迫(ひつぱく),資源の限界等が問題になることは十分ありうる。
【エネルギー需要の長期予測と資源】
第2次大戦後,エネルギーの需要の趨勢(すうせい)と資源の賦存量を対比させて,エネルギー資源,とりわけ炭化水素資源の限界に直面する可能性を最初に指摘したのは,P.C.パトナムであった(《エネルギー問題の将来》1953)。パトナムは,エネルギー需要の動向を決める主要な要因として人口の増加率を考え,加えて,人口1人当りのエネルギー消費の増加傾向を考慮しながら,2050年までのエネルギー需要を予測した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」