世界大百科事典(旧版)内のパラヒップスの言及
【ウマ(馬)】より
…つまり,大型化したミオヒップスMiohippusとアンキテリウムAnchitherium,再び小型化したアルカエオヒップスArchaeohippus,巨大なヒポヒップスHypohippusおよびメガヒップスMegahippusなどさまざまなものが現れたことである。これらは,葉食性(やわらかい若葉や芽などを食べる)の歯の構造をもっていたが,この時期には草食性(かたい繊維質のものを食べる)の歯の構造をもつパラヒップスParahippusも出現している。それらのうち,アンキテリウムはアジアへ移住し,ユーラシアの森林地帯で次の鮮新世まで繁栄した。…
※「パラヒップス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」