パラマ・シバ(読み)ぱらましば

世界大百科事典(旧版)内のパラマ・シバの言及

【シバ派】より

…もとは,上述の聖典シバ派と同じ聖典をいただいていたようであるが,9世紀にバスグプタが《シバ・スートラ》を著してから,不二一元論の傾向を強めていき,その弟子バッタ・カッラタとソーマーナンダによって,神学的な基礎が形づくられた。この派によれば,輪廻する生きとし生けるものの個我は,実は,絶対者である最高のシバ神(パラマ・シバParama‐śiva)とまったく同一である。われわれがこの迷いの輪廻の世界に苦吟しているというのは,みずからが本来はシバ神と同一であることを,無知のゆえに自覚できないでいることによる。…

※「パラマ・シバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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