世界大百科事典(旧版)内のパリティ検査符号の言及
【ハミング符号】より
…1950年にアメリカのベル電話研究所のハミングR.W.Hammingによって考案された符号通信の1ビットの誤りを訂正することができる誤り訂正符号をいう。通常“0”と“1”から構成される二元符号で,誤りの有無を検出するのには,パリティ検査符号が用いられる。パリティ検査符号では,符号の中で用いられている“1”の数が偶数個あるか,奇数個あるかに従って,“0”または“1”のパリティ検査ビットが付加される。…
【符号】より
… 誤り制御用符号は,符号語中に余分な符号(これを冗長ビットと呼ぶ)を挿入し,この冗長ビットを利用して,符号語に誤りが生じたかどうか,あるいは誤りが生じたとして,その場所がどこであるかがわかるようにしたものである。誤り検出符号の代表的なものはパリティ検査符号である。これは,符号語に冗長ビットを1ビット付加して,符号語中の1の数が偶数個または奇数個となるようにしたものであり,単一の誤りを検出する能力をもつ。…
※「パリティ検査符号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」