パリュサティス(読み)ぱりゅさてぃす

世界大百科事典(旧版)内のパリュサティスの言及

【ダレイオス[2世]】より

…父王の後を継いだクセルクセス2世が45日にして弟ソグディアノスSogdianosに殺され,その6ヵ月半後にダレイオスがソグディアノスから王位を奪った。彼の時代,宮廷では異母妹の王妃パリュサティスParysatisが権勢をふるい,地方ではシリア,リュディア,メディアに相ついで反乱が起こり,これらはいずれも鎮圧されたが,中央集権体制の弱体化を示した。帝国西部の問題に干渉してきたアテナイに対しては,ペロポネソス戦争に乗じて敵のスパルタを援助し,外交政策を有利に展開することができた。…

※「パリュサティス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む