パーニュ(読み)ぱーにゅ

世界大百科事典(旧版)内のパーニュの言及

【服装】より


[古代オリエント]
 着衣の形式としては,何よりもドレーパリー(巻き衣)にかかわっている。エジプトの伝統的服装は,初めは男物では白い亜麻布の単純なパーニュ(ロインクロス),女物では肩から紐で吊るすタイトなスカート状のチュニックであった。しかし新王国時代には,東方シリアとの文化交流により,薄麻地の,繊細なドレープの流動感を生かした巻き衣形式の寛衣が上層階級の男女によって着用されている。…

【ロインクロス】より

…現代でも一部の原始的な民族に見られるが,古代では形状や素材は違っても,多くの地域で常用された。古代エジプトの男子がつけた白麻の巻きスカート型のシャンティshentiは代表的な例であるが,メソポタミアではシュメールの毛織物の長めの腰衣,エーゲ海域の彩色模様で飾られた短いミノス風腰布,あるいは古代ギリシアやローマの働く男たちが着た,股をくぐらせてから腰部をおおう形のパーニュpagneなどがこの系列に属する。【井上 泰男】。…

※「パーニュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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