ひしぎ盾(読み)ひしぎだて

世界大百科事典(旧版)内のひしぎ盾の言及

【盾】より

…搔盾は長方形の板で,裏面上部寄りに横桟をいれて支柱をとりつけるが,さらに板の端に懸金(かけがね)と壺(つぼ)を設けて板塀のように懸け合わせる仕立があるのを畳盾といった。なお木盾の表面に大竹を割りひしいで張ったのをひしぎ盾といい,火器が発達してからはもっぱら竹束にかわった。【鈴木 敬三】 古来,盾は〈勇気〉や〈勝利〉の象徴と考えられた。…

※「ひしぎ盾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む