世界大百科事典(旧版)内のヒッタイト学の言及
【ヒッタイト】より
…フロズニーの解読でヒッタイト語がインド・ヨーロッパ語の一派であることが判明,西欧の学界に強い衝撃を与えた。 解読以後,ゾンマーF.Sommer,フォラーE.Forrer,フリードリヒJ.Friedrich,ゲッツェA.Goetzeらによって,ボアズキョイ出土の粘土板文書(〈ボアズキョイ文書〉)の研究は進められ,独立した学問分野としてヒッタイト学Hittitologyが確立した。さらに52‐54年,フリードリヒは《ヒッタイト語辞典》を著し,一応の集大成を行った。…
※「ヒッタイト学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」