ヒマラヤの塵(読み)ひまらやのちり

世界大百科事典(旧版)内のヒマラヤの塵の言及

【ヒンドゥスターン平原】より

…きわめて低平で,デリー北方のインダス・ガンガー分水界でも標高250mにすぎない。ヒマラヤ山脈から運び出される莫大な量の土砂(俗称〈ヒマラヤの塵〉)は,山麓に緩勾配の扇状地を形成し,その上を多数の流路が網状に乱流する。インダス川とその5本の支流がつくるパンジャーブ平野では降水量が必ずしも多くないが,氷河を抱く高山からの流れが年中絶えないので灌漑に利用され,古くはインダス文明を支えた。…

※「ヒマラヤの塵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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