世界大百科事典(旧版)内のヒメフナムシの言及
【フナムシ(船虫∥海蛆)】より
…種々の実験材料としてよく使われ,また,釣りの餌として用いられる。 日本各地にふつうに見られる小型の近似種のヒメフナムシLigidium japonicumはフナムシに一見よく似ているが,体長は4~7mmくらいと小さい。その分布は海岸から遠く離れた山地にまで及び,各所の森林の枯葉の下など,湿気の多い場所に生息しており,第2触角は短く,後方へ曲げると第3胸節にまでしか届かないこと,尾肢の基節はその内外肢よりもはるかに短く,内肢は外肢よりも長いなどの点で容易に区別できる。…
※「ヒメフナムシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」