ヒメミドリムシ(読み)ひめみどりむし

世界大百科事典(旧版)内のヒメミドリムシの言及

【ミドリムシ(緑虫)】より

…葉緑体には円盤状,帯状,板状,円筒状などいろいろな形があるが,いずれも主要な光合成色素としてクロロフィルaとクロロフィルbを含み,光合成により白色結晶状のパラミロンと呼ぶ炭水化物を生産する。ミドリムシ属のある種類,例えばヒメミドリムシE.gracilis Klebsは,32~35℃の高温または紫外線の照射あるいは培養液にストレプトマイシンを加えるなどの処理により,葉緑体を失って白色化した個体となる。この個体は有機物を加えた培養液中で生育して増殖できることから,天然に生育する葉緑体をもたないアスタシア属Astasiaはミドリムシ属から進化の過程で生じた生物であろうと推測されている。…

※「ヒメミドリムシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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