ヒュミルの歌(読み)ひゅみるのうた

世界大百科事典(旧版)内のヒュミルの歌の言及

【エッダ】より

…なかでも著名なものとしては,巫女がオーディンの要請にこたえ世界の起源,神々の生活と運命,世界の終末と新しいよりよい世界の再来について語る〈巫女の予言〉は,古今を通じ北欧での最も偉大な詩で,また有名である。愚直で生一本のトール神の冒険を扱って秀逸な〈ヒュミルの歌〉〈スリュムの歌〉,神々の中でいちばん賢いオーディンともの知り巨人の首をかけての知恵くらべ〈バフスルーズニルの歌〉,巨人の国から帰るトールと渡し守に化けたオーディンの瀬戸をはさんでの口論〈ハールバルズの歌〉,海神エギルのところでの神々の酒宴にロキが乗りこんで次々に神々を罵り,スキャンダルをあばく〈ロキの口論〉など,神話詩全体としてみるとオーディンの占める位置の大きさが目だつ。 英雄詩は〈ヘルギの歌〉と〈ニブルンガルの歌〉の二つのグループに分けられる。…

※「ヒュミルの歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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