世界大百科事典(旧版)内のヒュルツェラー,J.の言及
【オレオピテクス】より
…この下顎体の特徴は,オナガザル類や類人猿とも違っており,また第1小臼歯(P3)は2咬頭性で,むしろ人類的である。それゆえ,オレオピテクスをオナガザル類と類人猿を結ぶ生物とみなす人もいたが,ヒュルツェラーは人類の祖先であると考えた。大臼歯のタロニドが大きく,腰椎の形もオナガザルを思わせるが,骨盤の形は人類的である。…
※「ヒュルツェラー,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」