ヒューズ帝国(読み)ひゅーずていこく

世界大百科事典(旧版)内のヒューズ帝国の言及

【ヒューズ】より

…76年4月,アカプルコからヒューストンへ向かう自家用ジェット機のなかで〈なぞの富豪〉が死亡したとき,アメリカのサイモン財務長官は,病院での遺体解剖と指紋によって〈間違いなく〉ヒューズであることを確認したと伝えられる。財務長官の関心は,20億ドルちかい遺産の処理方法と〈ヒューズ帝国〉の資金操作にあり,72年に起きたウォーターゲート事件の発端は,要所に政治献金をばらまいたことでも有名なヒューズのニクソン再選委員会への不法献金が暴露されるのを恐れたことであるとも噂された。【柏倉 昌美】。…

※「ヒューズ帝国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android