世界大百科事典(旧版)内のヒューズ,J.の言及
【ドネツク】より
…現在は大工業都市であるが,1860年代には誕生したばかりの炭鉱町にすぎなかった。69年にイギリス人ジョン・ヒューズの冶金工場(現在のレーニン記念ドネツク冶金工場)がこの地に建設されてから,近くのドネツ炭田とクリボイ・ログの鉄鉱を背景に,飛躍的に発展した(旧名のユーゾフカは〈ヒューズの町〉の意である)。炭鉱・金属関係を中心とする労働者の町という性格から,強力な労働運動の伝統をもち,十月革命期にはウクライナの革命派の拠点であった。…
※「ヒューズ,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」