ヒルア(読み)ひるあ

世界大百科事典(旧版)内のヒルアの言及

【カフタン】より

…最古のカフタンは,ノイン・ウラの匈奴の墓から発見された絹地の服である。カフタンはアラビア語でヒルアkhil‘aと呼ばれ,オスマン朝の宮廷では,スルタンが高官や外国の使節への下賜品として与えた特別な衣服であった。スルタンの礼装用のカフタンは華麗な模様入りの絹地で,腕を通さない長い袖(補助袖)がつけられていて,式典では手の代りに袖口(イェン)に接吻させた。…

※「ヒルア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」