世界大百科事典(旧版)内のヒルベルト=シュミットの展開定理の言及
【積分方程式】より
…(4)任意の固有値λはあるλnに等しく,λに属する固有関数はλ=λnなるλnに対応するφnの線形結合で表される。 またこのとき,h(x)を,なる関数とすると,
と表される関数u(x)は,正規直交系{φn}を用いて次の一様収束級数に展開され,
これをヒルベルト=シュミットの展開定理という。λが固有値でないときは(6)の解は,
で与えられる。…
※「ヒルベルト=シュミットの展開定理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」