ビオラ・ダ・ムーア(読み)びおらだむーあ

世界大百科事典(旧版)内のビオラ・ダ・ムーアの言及

【ビオラ・ダモーレ】より

…〈ビオラ・ダモーレ(愛のビオル)〉という呼名はおそらくここからきたのであろう。しかし,ビオラ・ダ・ムーアviola da Moor,すなわちムーア人がヨーロッパに持ち込んだビオルという見方の方が本当のようである。バロック時代の作品では,ビバルディの八つのビオラ・ダモーレ協奏曲が有名であるが,この楽器の特性を最もよく生かしたのは前古典派時代で,C.P.シュターミツ(1745‐1801)の協奏曲やソナタは,3和音音楽の美しさを存分に示している。…

※「ビオラ・ダ・ムーア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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